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  1. 近江八幡市議会 1994-12-05
    12月05日-01号


    取得元: 近江八幡市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-01
    平成 6年第4回12月定例会        平成6年第4回(12月)近江八幡市議会定例会                  平成6年12月5日(月) 午前9時30分開会            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~1. 議 事 日 程   第1 会議録署名議員の指名   第2 会期の決定   第3 諸般の報告      議長報告監査報告市長報告   第4 議案の上程(提案理由説明)      議第86号~議第116号1. 会議に付議した事件   日程第1 会議録署名議員の指名   日程第2 会期の決定   日程第3 諸般の報告        議長報告監査報告市長報告   日程第4 議案の上程(提案理由説明)        議第86号~議第116号1. 会議に出席した議員(22名)  1番  菱 田 治 男 君        2番  矢 掛   弘 君  3番  岡 田 吉 裕 君        4番  小 磯 正 人 君  5番  伊 藤 幸 枝 君        6番  青 木 茂 平 君  7番  中 川 博 水 君        8番  志 村 久治郎 君  9番  辻     恪 君        10番  白 井 久 隆 君  11番  浦 口 哲 也 君        13番  大 橋 正 光 君  14番  西   由美子 君        15番  田 中 隆 三 君  16番  早 瀬 允 人 君        17番  檜 山 秋 彦 君  18番  相 馬   学 君        19番  赤 部 豊 尚 君  20番  梅 村 芳 蔵 君        21番  中 村 芳 雄 君  22番  小 西 昭 六 君        23番  中 村 捨 三 君1. 会議に欠席した議員(なし)1. 会議に出席した説明員(19名)  市長      玉 田 盛 二 君  助役      山 本 清 麿 君  収入役     濱 崎 貞之介 君  教育長     茶 野 武 夫 君  総務部長    田 中 市 郎 君  活力創生部長  永 福 敏 一 君  生活環境部長  岡 田 三 正 君  福祉保健部長  山 本 通 生 君  産業部長    村 田 暑 三 君  建設部長    雪 吹 三 郎 君  同和対策部長  友 岡 昭 紀 君  水道部長    山 岡 緑 朗 君  教育部長    福 永 吉 夫 君  市民病院事務長 松 村 藤代司 君  理事      川 瀬 利 夫 君  理事      三 谷 健太郎 君  主監      中 西 源 嗣 君  活力創生部次長兼政策課長                             西   順 次 君  総務課長補佐兼秘書係長          大 森 喜 三 君1. 議場に出席した事務局職員(4名)  事務局長    青 木 義 忠  事務局次長   中 谷 真 吾  議事係長    廣 瀬   敏  書記      松 宮 利 明               午前9時32分 開会 ○議長(小西昭六君) 皆さんおはようございます。 本日招集されました平成6年第4回近江八幡市議会定例会をただいまから開会します。 直ちに本日の会議を開きます。              ~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(小西昭六君) それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員に、 2番 矢掛 弘君 3番 岡田吉裕君 4番 小磯正人君を指名します。              ~~~~~~~~~~~ △日程第2 会期の決定 ○議長(小西昭六君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、お手元に配付いたしました案のとおり、本日から12月21日までの17日間にしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西昭六君) 御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は本日から17日間と決定しました。              ~~~~~~~~~~~ △日程第3 諸般の報告 ○議長(小西昭六君) 次に、日程第3、諸般の報告を行います。 まず、議長報告をします。 前の定例会以降における議長等の活動状況につきましては、お手元に配付しました報告書のとおりでありますので、御了承をお願いいたします。 次に、監査報告に入ります。 監査委員の報告を求めます。 10番白井久隆君。             〔10番 白井久隆君 登壇〕 ◆10番(白井久隆君) 皆さんおはようございます。 それでは、監査結果について御報告申し上げます。 最初に、平成5年度一般会計及び各特別会計決算審査について報告いたします。 地方自治法第233条第2項及び同法第241条第5項の規定により審査に付されました平成5年度近江八幡一般会計及び各特別会計の決算書とその附属書類並びに基金運用状況について、収入役及び関係部課が保管する諸帳簿の内容審査と計数照合を行い、また必要に応じて担当職員の説明を求めて予算執行の適否及び実績を確認するとともに、事務処理状況について審査を行いました。その結果、決算書及び附属書類は関係法令に準拠して作成されており、決算計数も的確に表示されているものと認めました。したがいまして、この決算審査意見書を市長に提出いたしました。 引き続き、例月出納検査の結果について報告申し上げます。 地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき執行いたしました平成6年9月、10月、11月の3カ月における一般会計、各特別会計公営企業会計及び各基金の出納検査の結果、各会計とも計数は正確で、事務処理も適正であることを確認いたしました。よって、同条第3項の規定により、この結果を市長及び議長に報告いたしました。 これらの内容につきましては、お手元の決算審査意見書並びに例月出納検査報告書のとおりでございますので、ごらんいただきますようお願い申し上げます。 以上で監査報告を終わります。 ○議長(小西昭六君) 次に、市長報告に入ります。 地方自治法の規定に基づき、報第10号専決処分の報告について、報第11号請願の処理の経過及び結果について、以上2件の報告が提出されましたので、御了承をお願いします。 以上で諸般の報告を終わります。              ~~~~~~~~~~~ △日程第4 議案の上程(提案理由説明)      議第86号~議第116号 ○議長(小西昭六君) 次に、日程第4、議案の上程を行います。 議第86号から議第116号の31件を一括上程し、件名を事務局から朗読させます。 青木事務局長。 ◎事務局長(青木義忠君) 朗読いたします。 平成6年第4回(12月)近江八幡市議会定例会提出議案書議第86号 平成5年度近江八幡一般会計決算の認定を求めることについて議第87号 平成5年度近江八幡国民健康保険特別会計決算の認定を求めることについて議第88号 平成5年度近江八幡と畜場特別会計決算の認定を求めることについて議第89号 平成5年度近江八幡住宅新築資金等貸付特別会計決算の認定を求めることについて議第90号 平成5年度近江八幡公共下水道事業特別会計決算の認定を求めることについて議第91号 平成5年度近江八幡老人保健事業特別会計決算の認定を求めることについて議第92号 平成5年度近江八幡近江八幡南部土地区画整理事業特別会計決算の認定を求めることについて議第93号 平成6年度近江八幡一般会計補正予算(第4号)議第94号 平成6年度近江八幡国民健康保険特別会計補正予算(第3号)議第95号 平成6年度近江八幡と畜場特別会計補正予算(第2号)議第96号 平成6年度近江八幡住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号)議第97号 平成6年度近江八幡公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)議第98号 平成6年度近江八幡近江八幡南部土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)議第99号 平成6年度近江八幡水道事業会計補正予算(第2号)議第100号 平成6年度近江八幡病院事業会計補正予算(第1号)議第101号 平成6年度近江八幡農業共済事業特別会計補正予算(第2号)議第102号 近江八幡市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の制定について議第103号 近江八幡市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の制定について議第104号 ハートランドみどりの基金の設置、管理及び処分に関する条例の制定について議第105号 近江八幡市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理に関する条例の制定について議第106号 近江八幡職員団体の登録に関する条例の一部を改正する条例の制定について議第107号 近江八幡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について議第108号 近江八幡市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について議第109号 近江八幡国民健康保険財政調整基金条例の一部を改正する条例の制定について議第110号 近江八幡市税条例の一部を改正する条例の制定について議第111号 近江八幡国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について議第112号 近江八幡農業共済条例の一部を改正する条例の制定について議第113号 近江八幡市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について議第114号 近江八幡消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について議第115号 市道路線の認定につき議決を求めることについて議第116号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて 以上であります。 ○議長(小西昭六君) 提案理由の説明を求めます。 玉田市長。             〔市長 玉田盛二君 登壇〕 ◎市長(玉田盛二君) 皆さんおはようございます。 12月の声をしまして大変慌ただしい月となったわけでございますが、皆様方におかれましては、平成6年第4回定例市議会を開催いたしましたところ、議員各位の御出席を賜りまして厚く御礼を申し上げます。 また、常日ごろから自立都市の構築に向けました「心のふるさと近江八幡市づくり」に深い御理解と御支援を賜っておりまして、大きく感謝を申し上げるところでございます。 市制施行40周年の記念式典を初め記念事業もほとんど無事に終えることができました。ハード面、ソフト面ともども皆様方の大きな御協力のたまものでございます。 さて、戦後続きました冷戦構造と55年体制が崩壊し、国内外とも政治、経済関係に大きな地殻変動が起きております。この大きな変化は政治とともに経済が主役に踊り出たことであります。これまで政治のかかわり合いの中に経済があったが、冷戦崩壊などによる地殻変動を契機に国の内外を問わず経済が政治あるいは国際関係を動かす政治の経済化現象といいますか、つまり経済を抜きにしては政治や国際関係を語れない事象があらゆる部門でふえております。2年前に登場しましたアメリカのクリントン政権も第1に掲げましたのは経済改革であり、冷戦崩壊後の流れを打って起きました旧ソ連など社会主義国の市場経済もしかりでございます。 この1年間におきます大きな出来事のうちに、アメリカにおけます中間選挙の結果を初め、中国やシンガポール、ベトナムにおけます経済面での大躍進並びに政党の再編などによります国政運営の不透明感に加えまして、また少雨と猛暑によります母なる湖琵琶湖の水位低下といった自然現象は、私たち市民生活に漢方薬のような作用で徐々に、どのように申し上げてよいのか、悪影響、こういったことを及ぼすものと思われます。これらの出来事は長く忘れ去ることができない、これからの私たちの生活において視点を変えて、共生の時代といいますか、そういうものを打ち出していかねばならない時代がやってきたようにも思われます。 反面、近江八幡市にとりましては市制施行40周年の年度に当たりまして、近江八幡の中興の祖と言われますヴォーリズ国際記念シンポジウム、第2回日米草の根会議の開催、並びに韓国密陽郡との姉妹都市提携、さらに天皇皇后両陛下の行幸啓、あるいは10月20日に承認を得ました地方拠点都市知事認可等、まさに不惑の年に相応しく、来るべき21世紀へ大躍進できます足がかりへの第一歩としてまことに記念すべき1年でございました。 したがいまして、平成5年度におけます決算内容につきましても、後ほど収入役が詳細に御説明を申し上げますが、自治省に提出しました普通会計ベースでは、市債の現在高が前年度に比べ約8億円増の155億8,985万7,000円となりましたものの、実質収支は2億8,933万5,000円の黒字となりましたほか、経常収支比率は全国663市中第126位の71.9%、及び公債費比率は第389位の13.7%、また単年度におけます財政力指数は第349位の69.1%と、まことに厳しい不況にもかかわりませず健全財政を堅持できたのでございます。 民間企業におきます9月決算の概要につきましては、業種間に格差があるものの、大方の企業が黒字へ転換など上昇基調になった旨、マスコミで報じられていましたが、地方都市でございます本市にとりましては、まだまだこの波及効果が望めない状況にあります中で、私にとりましては初めての当初予算を編成する時期になりましたが、「心のふるさと近江八幡ハートランドみんなが主役のまちづくり」すなわち30年先、50年先を展望した中で、「住んでよかったまち」、「住みごたえのあるまち」に向けまして限られた財源を有効に活用してまいる所存でございます。どうか議員各位におかれましても格段の御理解と御協力を強くお願いを申し上げます。 それでは、順次提案理由の御説明を申し上げます。 議第86号の平成5年度近江八幡一般会計決算認定から議第92号平成5年度近江八幡近江八幡南部土地区画整理事業特別会計決算認定までにつきましては、後ほど収入役から説明をいたしますので、御了承をお願い申し上げます。 まず、議第93号平成6年度近江八幡一般会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出にそれぞれ10億418万8,000円を追加いたし、この総額を歳入歳出ともに214億8,505万6,000円とさせていただくものでございます。 歳出の主な内訳といたしましては、人件費で予算書の末尾に添付いたしております給与費明細書のとおり、本年度の人事院勧告に準じましての給与改定と職員の人事異動に伴います増減を調整いたしまして、給料、職員手当及び共済費を8,307万3,000円追加するものでございます。 次に、第1款の議会費につきましては、議員数に欠員が生じました関係で報酬及び手当で842万4,000円を減額し、物件費を精査いたしまして、751万4,000円減額をするものでございます。 次に、第2款の総務費につきましては、一般管理費韓国密陽郡との姉妹都市盟約提携事業報償費等で306万円を追加することを初め、文書管理費通信運搬費200万円、財産管理費では庁舎維持管理のため工事請負費で390万円、企画費でおうみ文化創造懇話会委員報償費に255万円、地域振興費であきんどの里づくり事業かわらミュージアム備品購入費に700万円、諸費で近江兄弟社学園グラウンド整備事業補助金として1,500万円及び生活保護等の過年度の国・県支出金返還金として316万9,000円、財産区費で財務会計総計予算主義に基づく会計処理で堀上財産区補助金として8,691万3,000円、また徴税費の賦課徴収費で国の減税施策に伴い市民税の電算業務のプログラム変更委託料等に600万円、選挙費では来春に予定されております県議会議員一般選挙費1,024万1,000円、及び市議会議員一般選挙費1,058万8,000円をそれぞれ追加いたす一方、一般管理費で10月15日に実施いたしました市制施行40周年記念事業で事業費が確定いたしましたため、委託料で114万8,000円、人事給与システムリース料で実施時期の変更をしたため236万1,000円、企画費の高等教育機関誘致事業事業進捗に合わせ1,375万円、自治振興費で森尻町に予定しておりました草の根広場設置事業補助金が地元の農地転用のおくれから256万円をそれぞれ減額するとともに、その他物件費を精査させていただき、1億8,193万9,000円を追加するものでございます。 次に、第3款の民生費につきましては、社会福祉総務費社会福祉協議会活動事業補助金として105万円を追加するのを初め、身体障害者福祉費身体障害者援護措置事業の扶助費として911万4,000円、医療助成費で医療費の増加に伴い扶助費2,907万円、老人福祉費リフトバス購入費に181万8,000円、及びデイサービスの増加に伴い5,642万5,000円、同和対策推進費では(仮称)人権センター事務機器等備品購入費に1,600万円、総合センター費で末広会館の雨漏れ等の修繕料に202万5,000円、また児童福祉費児童福祉総務費で児童公園4カ所の修繕料100万円、及び金田学童保育所移転工事費500万円、児童福祉施設費八幡児童館課題児対策厚生員1名を配属するため賃金163万円をそれぞれ追加いたす一方、社会福祉総務費の賃金114万2,000円、老人福祉費の報償費108万5,000円、児童措置費措置人数減少等で委託料933万7,000円及び負担金補助金及び交付金で483万1,000円を減額するとともに、その他物件費を精査させていただき、1億2,598万円を追加するものでございます。 次に、第4款の衛生費につきましては、成人病検診の受診者が増加したため保健衛生総務費の役務費で1,220万2,000円及び結核予防費役務費で167万5,000円を追加するのを初め、環境保全費合併処理浄化槽設置補助金で28基分を追加し138基とするため1,941万4,000円、また清掃費のごみ処理費では平成7年4月1日施行の法改正により焼却灰の処理基準が変更され、固形化が義務づけられるため、その対応として焼却灰処理施設工事費に1,380万円をそれぞれ追加いたす一方、し尿処理費で委託料の入札残100万円を減額するとともに、その他物件費を精査させていただき、6,237万5,000円を追加するものでございます。 次に、第5款労働費につきましては、物件費を精査させていただき、135万5,000円追加するものでございます。 次に、第6款農林水産事業費につきましては、農業振興費集落営農ビジョン促進対策事業農機具購入補助金として291万1,000円、共同利用農機具等整備事業補助金175万4,000円及び和牛のいる郷推進事業で大中西部繁殖第3組合の牛舎新築補助金として500万円をそれぞれ追加するのを初め、農地費で渡合樋門維持管理補てんとして469万1,000円を追加するとともに、その他物件費を精査させていただき、1,617万2,000円を追加するものでございます。 次に、第7款商工費につきましては、ヴォーリズ国際記念シンポジウム開催委託料に700万円を同額の指定寄付を受けたため追加するのを初め、小口簡易資金損失補償金として120万1,000円追加するとともに、その他物件費を精査させていただき、1,010万1,000円を追加するものでございます。 次に、第8款土木費につきましては、道路橋梁改良維持費で市内全域にわたります市道改良事業に2,305万1,000円追加するのを初め、県営工事負担金の増加に伴い3,238万4,000円、交通安全対策費施設整備事業の工事費に150万円及び備品購入費133万1,000円、河川費で白鳥川橋梁工事負担金3,000万円、都市計画費の公園費で公園植樹寄付金をいただきましたので、後ほど議第104号で基金条例を提案させていただきますとおり、ハートランドみどりの基金へ積立金として100万円、街路事業用地購入費に407万4,000円、住宅費では市営住宅の修繕料、水道管ライニング工事等施設維持管理事業に2,213万6,000円、住宅地区改良事業末広住宅地区改良事業に7,680万7,000円及び八幡町小集落地区改良事業に1億467万8,000円をそれぞれ追加する一方、道路橋梁改良維持費幹線道路整備事業中小森鷹飼線、長光寺4号線、上田出町線、八幡35号線においてそれぞれ国庫補助金が減額になったため1億833万1,000円、河川費の工事請負費5,490万円をそれぞれ減額するとともに、その他物件費を精査させていただき、1億586万円を追加するものでございます。 次に、第9款消防費につきましては、水防費の防災ステーション整備事業で委託料130万円及び工事請負費で2,440万円を追加するとともに、物件費を精査させていただき、2,736万7,000円追加するものでございます。 次に、第10款教育費につきましては、小学校費学校管理費で金田小、武佐小のコンピューター室の設置と耐久度テストに伴う委託料に320万円追加するのを初め、教育振興費沖島小学校改築等に伴う備品購入費に577万2,000円、幼稚園費の賃金に410万5,000円、社会教育費の委託料で文化会館施設漏水工事費等で2,497万8,000円、公民館費光熱水費220万円、資料館費の賃金250万円、文化財調査費の賃金264万3,000円、学校給食費の賃金190万円、社会体育施設管理費で球場等の修繕料で267万円、同和教育費八幡教育集会所の空調機取りかえを予算組み替えなどにより修繕料で806万円をそれぞれ追加する一方、小学校費学校建設費工事請負費沖島小学校建設工事の入札残額1,000万円、文化財調査費の委託料662万7,000円、図書館費では事業進捗の関係で報償費325万円及び委託料1,858万6,000円をそれぞれ減額するとともに、その他物件費を精査させていただき、4,345万3,000円を追加するものでございます。 次に、第12款公債費につきましては、年々増加いたします市債残高をかんがみ、縁故債を繰上償還するため4億3,710万円を追加するものでございます。この財源につきましては、市税6,854万8,000円、利子割交付金5,850万円、地方交付税3億8,945万2,000円、分担金及び負担金1,042万4,000円、使用料及び手数料19万1,000円、国庫支出金856万7,000円、財産収入8,990万4,000円、寄付金800万円、繰入金8,691万3,000円、繰越金1億4,054万3,000円、諸収入1,621万7,000円及び市債1億3,990万円をそれぞれ追加し、県支出金1,297万1,000円を減額し、総額10億418万8,000円を充当いたすものでございます。 なお、5表の地方債補正につきましては、事業費がほぼ確定いたしましたことに伴いそれぞれ変更をいたすものでございます。 次に、議第94号平成6年度近江八幡国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、総務費で人事院勧告に準ずる給与改定に伴います人件費を263万9,000円、医療費適正化パンフレット印刷製本費に314万円をそれぞれ追加いたす一方、6月議会で御提案させていただきました各公民館に設置いたします自動血圧計備品購入費予算組み替えのため330万円減額をいたすなど、差し引き148万9,000円追加するのを初め、保険給付費では医療費の増加に伴い療養諸費で9,931万6,000円、高額療養費で320万9,000円、附加給付費では10月1日施行の法改正により助産手当が引き上げられたこと等で1,604万円をそれぞれ追加いたすものでございます。 また、老人保健拠出金では支払い額が確定しましたことにより1,651万7,000円を減額するもので、保健施設費では、先ほどの自動血圧計をこの費目で計上し、物件費をそれぞれ精査させていただき、223万4,000円を追加し、さらには諸支出金で平成5年度療養給付負担額の確定に伴い1,223万円を返還するため計上いたしましたもので、歳出合計1億1,719万2,000円を追加させていただくものでございます。 この財源につきましては、国庫支出金858万6,000円、療養給付費交付金7,496万6,000円、一般会計繰入金220万円、繰越金3,137万6,000円、諸収入377万円をそれぞれ追加する一方、県支出金289万7,000円、共同事業交付金80万9,000円を減額いたし、歳入合計1億1,719万2,000円を充当し、歳入歳出の予算総額を26億6,495万8,000円とさせていただくものでございます。 次に、議第95号平成6年度近江八幡と畜場特別会計補正予算(第2号)につきましては、総務管理費で人事院勧告に準ずる給与改定に伴う人件費、光熱水費等の物件費をそれぞれ精査させていただき、165万4,000円を追加いたし、公債費では利子分3万円を減額いたすもので、歳出額を162万4,000円追加するものでございます。 この財源につきましては、一般会計の繰入金162万4,000円を充当し、歳入歳出の予算総額を5,923万9,000円とさせていただくものでございます。 次に、議第96号平成6年度近江八幡住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号)につきましては、総務管理費で人事院勧告に準ずる給与改定に伴います人件費等91万8,000円、貸付金の一括償還が2件ありましたので、減債基金積み立てに570万円、公債費では昨年の一括償還分948万1,000円それぞれ追加いたす一方、貸付金では件数がほぼ確定しましたことから、4,110万円を減額いたすもので、差し引き歳出合計を2,531万8,000円減額するものでございます。 この財源となります歳入につきましては、基金繰入金948万1,000円、繰越金650万5,000円等を追加し、国庫補助金1,036万5,000円、市債3,100万円を減額調整し、歳入歳出の予算総額を1億5,568万2,000円とさせていただくものでございます。 次に、議第97号平成6年度近江八幡公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、一般管理費人事院勧告に準ずる給与改定及び人事異動に伴い人件費を精査いたし、325万6,000円の減額をさせていただくのを初め、管渠築造費で国庫補助事業がほぼ確定をいたしたことに伴い事業費の再精査、組み替え等をさせていただき、5,392万7,000円の減額をいたす一方、沖島処理場管理費で46万4,000円、農業集落排水事業費で19万4,000円それぞれ物件費を精査させていただき追加いたすもので、差し引き歳出額を5,652万5,000円減額するものでございます。 この財源につきましては、繰入金2,146万1,000円、市債4,430万円を減額し、繰越金923万6,000円を追加いたし調整をいたしましたもので、歳入歳出予算額を39億8,258万4,000円とさせていただくものでございます。 なお、地方債補正につきましても、事業費がほぼ確定しましたことにより減額をいたすものでございます。 次に、議第98号平成6年度近江八幡近江八幡南部土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、土地区画整理事業費で人事院勧告に準ずる給与改定に伴い人件費等で268万4,000円を追加いたすのを初め、公債費につきましては元金、利子ともに再精査いたし、281万2,000円を追加するもので、歳出合計549万6,000円追加させていただくものでございます。 この財源につきましては、県補助金108万1,000円、基金繰入金438万5,000円、繰越金283万円をそれぞれ追加する一方、市債につきましては事業費が確定しましたことにより280万円減額するもので、歳入歳出予算総額を6億7,414万1,000円とさせていただくものでございます。 次に、議第99号平成6年度近江八幡水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、本年度の猛暑に伴いまして配水量が増加した関係、及び下水道事業に関係します配水管の移設にかかります補正をお願いするものでございます。 次に、議第100号平成6年度近江八幡病院事業会計補正予算(第1号)についてでございますが、当初予定しておりました業務量につきまして、外来患者が1万6,316人増加する見込みでございまして、それに伴う材料費等の補正及び給与改定に伴います給与費の補正をお願いするものでございます。 議第101号平成6年度近江八幡農業共済事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、職員の退職等に伴う補正をお願いするものでございます。 次に、条例関係でございます。 まず、議第102号近江八幡市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の制定につきましては、平成4年12月の公職選挙法の改正に伴い地方選挙におきましても選挙の公費負担を国政選挙に準じて条例で定めることにより実施することができるとされ、市議会議員、市長の選挙について選挙運動用の自動車及び選挙運動用ポスターについて一定の限度額以内で公費負担をいたしたく提案するものでございます。 議第103号近江八幡市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の制定につきましては、国におきまして一般職の職員の勤務時間、休暇等に関する法律が施行されたことに伴い、本市におきましてもこれに準じて介護休暇、病気休暇、休日の代休日の新設等、全部改正したく提案するものでございます。 議第104号ハートランドみどりの基金の設置、管理及び処分に関する条例の制定につきましては、住んでよかったと言えるまち、大きな愛着を持って住めるまちにするため、市民の皆さんの御支援もいただきながら緑豊かなまちづくりのため創設いたしたく提案するものでございます。 議第105号近江八幡市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理に関する条例の制定につきましては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の改正に伴い、本市におきます廃棄物発生の抑制、再生利用の促進、地域の清潔の保持とあわせ、市、事業者、市民の責務を明確にするため廃棄物の処理及び清掃に関する条例を全部改正したく提案するものでございます。 議第106号近江八幡職員団体の登録に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、行政手続法の施行に伴う関係法律整備に関する法律の施行により地方公務員法の一部が改正されたことにより条文整理を行いたく提案するものでございます。 議第107号近江八幡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、国家公務員の給与改定に準じまして平成6年4月1日にさかのぼって給与改定を実施いたしたく提案するものでございます。 なお、今回の改定の給料の引き上げは行政職平均引き上げ率1.22%、平均給料月額3,533円の引き上げなどを行い、期末手当を年間で0.1月引き下げるものでございます。 議第108号近江八幡市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、病院及びプラント業務における年末年始の勤務の特殊性を勘案し、年末年始特殊勤務手当を新設したく提案するものでございます。 議第109号近江八幡国民健康保険財政調整基金条例の一部を改正する条例の制定につきましては、医療費の変動に伴う財源、また保険事業の財源などに充てるため基金の処分について規定したく提案するものでございます。 議第110号近江八幡市税条例の一部を改正する条例の制定につきましては、平成6年3月の地方税法の一部を改正する法律及び地方税法の一部を改正する法律を含む税制改革関連4法案の成立に伴いまして確定優良住宅等予定地のための譲渡範囲の拡大、個人市民税の税率適用区分の変更、特別減税の実施等に係る所要の改正を行いたく提案するものでございます。 議第111号近江八幡国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定につきましては、国民健康保険税におきます応益負担割と応能負担割の見直しをいたしたく提案するものでございます。 議第112号近江八幡農業共済条例の一部を改正する条例の制定につきましては、肉豚の市場価格の低下に伴いまして共済価格の見直しがされたものでございます。 議第113号近江八幡市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、議第102号で提案いたしております近江八幡市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の制定に関連いたしまして企業職員につきましても、所要の改正を行うものでございます。 議第114号近江八幡消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定につきましては、健康保険法等の一部改正に伴う関係政令の整備に関する政令及び非常勤消防団員等の損害補償に係る基準を定める政令の改正に伴い損害補償に係る療養範囲等の所要の改正を行いたく提案するものです。 次に、議第115号市道路線の認定につき議決を求めることにつきましては、北之庄町地先の道路外3路線の道路認定を行いたく提案するものでございます。 議第116号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることにつきましては、平成7年3月14日に任期満了いたします深尾哲夫氏を再度法務大臣に推薦いたしたく議会の意見を求めるものでございます。 以上、決算認定7件、補正予算9件、条例関係13件、その他2件、合計31議案につきまして、よろしく御審議をいただき、御可決並びに御認定いただきますようお願いを申し上げます。 ○議長(小西昭六君) 続いて、説明を求めます。 濱崎収入役。             〔収入役 濱崎貞之介君 登壇〕 ◎収入役(濱崎貞之介君) お許しをいただきまして、平成5年度決算認定説明をさせていただきます。ちょっと風邪ぎみでお聞き取りにくい点があるかもわかりません、ちょっと御容赦を願いたいと思います。 議第86号から議第92号までの7件は平成5年度の各会計の決算の認定を求める議案でございます。 まず、議第86号平成5年度近江八幡一般会計歳入歳出決算の認定を求めることにつきまして、お手元に配付いたしております決算書の順序に従いまして御説明を申し上げてまいりたいと思います。 平成5年度の経済状況は、バブル経済崩壊後、個人消費、設備投資、鉱工業生産等が依然低迷を続け、経済の先行きはまだまだ不透明な状況でございます。こうした経済情勢の中で、本市の予算は均衡ある複合都市の究極である理想郷近江八幡を創生するため「ふれあい、うるおい、活力」といった6万7,000市民のライフサイクルを的確にとらえ、これを「職・住・学・遊」として有機的にリンクさす中で着実に反映さすとともに、低迷傾向にある地域産業の景気対策に主眼を置き、一般会計当初予算は179億5,500万円が計上され、その後補正予算により最終予算の総額は237億9,476万8,000円となったところでございます。 それでは、決算書の1ページをごらん願いたいと思います。 歳入歳出予算の総額は、ただいまも申し上げましたが、237億9,476万8,000円でありまして、これに対します決算額でありますが、歳入が222億7,769万9,835円、歳出が217億3,394万6,584円となっておりまして、歳入歳出差し引き残額5億4,375万3,251円は翌年度への繰越額ということでございます。 また、5億4,375万3,251円の繰越額のうち、翌年度に繰り越すべき財源として繰越明許費繰越額が2億5,820万9,000円でございますので、これを差し引きしますと実質収支額は2億8,554万4,000円ということでございます。 さらに、単年度実質収支では、1億6,687万6,000円の赤字ということでございます。 歳入歳出決算額につきましては、前年度の4年度と比較いたしますと、歳入では20億8,084万6,000円、10.3%の増、歳出では22億7,157万3,000円、11.7%の増ということでございます。 次に、2ページをごらん願います。 歳入の款・項の予算現額、調定額、収入済額等の表でございます。 第1款市税の収入済額は80億836万4,023円ということでございます。前年度と比較いたしますと、2億1,282万1,863円、率にいたしまして2.6%の減ということでございます。 第2款の地方譲与税は、対前年度3,689万8,000円の増となっております。 第6款地方交付税は対前年度1,398万1,000円の減となっております。 次に、第10款国庫支出金でございますが、対前年度6億1,393万2,490円、25.3%の増となっておりまして、主なものといたしましては道路橋梁費補助金、河川費補助金の増及び平成5年度住宅局所管償還時の補助金によるものでございます。 次に、第11款県支出金でございますが、対前年度4億8,777万2,853円、49.5%の増となっておりまして、主なものといたしましては、総務費補助金におきます草の根ハウス設置事業及び個性あるまちづくり事業にかかわります補助金、また農業費補助金におきますところの肉用牛生産効率化事業及び農業農村活性化農業構造改善事業補助金等の増加によるものでございます。 次に、4ページをごらんいただきたいと思います。 第17款市債でございますが、前年度9億1,822万8,000円、73.8%の増となっておりまして、主なものといたしましてはあきんどの里づくり等の地域づくり事業債、また、し尿処理施設整備事業債、さらには市立図書館建設事業債など、補助金事業から起債事業への流れの中での増加によるものでございます。 次に、歳入の合計222億7,769万9,835円に対します各款別の構成比の割合でございますが、主なものといたしましては、第1款の市税が35.9%、第6款地方交付税が16.6%、第10款の国庫支出金が13.7%、第11款県支出金が6.6%、第16款諸収入が4.0%、第17款市債が9.7%となっております。 続きまして、歳出決算でございますが、6ページから7ページをごらんいただきたいと思います。 第1款の議会費の支出済額は2億136万493円ということでございまして、予算に対します執行率は98.5%でございました。 第2款総務費の支出済額は30億9,364万5,367円で、予算に対します執行率は97.2%、不用額は9,004万633円ということでございます。また、歳出決算総額に対します構成割合は14.2%となっております。 第3款の民生費の支出済額は35億9,735万9,382円でありまして、執行率は98.5%、不用額は5,660万8,618円ということでございます。支出済額の構成割合は16.6%となっております。 第4款衛生費の支出済額は19億2,331万3,892円でありまして、執行率は98.9%、不用額は2,068万4,108円ということでございます。支出済額の構成割合は8.8%となっております。 第5款労働費の支出済額は6,931万5,818円ということでございます。 第6款農林水産業費の支出済額は11億1,104万185円でありまして、予算に対します執行率は58.2%と低くなっておりますが、その理由はごらんのとおり翌年度繰越額として7億9,075万7,000円が農業農村活性化農業構造改善事業として繰越明許されたためであります。したがいまして、支出済額の構成割合は5.1%となっております。 第7款商工費の支出済額は2億2,839万2,787円となっております。 第8款土木費の支出済額は48億5,179万9,909円でありまして、執行率が82.1%と低くなっておりますが、その理由はごらんのとおり翌年度繰越額が9億2,280万9,000円でございまして、これは八幡町小集落地区改良事業外7件の繰越明許によるものでございまして、差し引き不用額は1億3,367万1,091円となっております。支出済額の構成割合は22.3%となっております。 第9款の消防費の支出済額は5億1,937万241円でございます。 第10款の教育費の支出済額は33億6,524万5,952円でございまして、執行率は99.3%、不用額は2,259万7,048円となっております。支出済額の構成割合は15.5%となっております。前年度支出済額と比較いたしますと6億8,565万8,262円、率にいたしまして25.6%の増となっておりまして、これは馬淵小学校校舎建設及び図書館用地購入にかかわるものが主な理由でございます。 次に、8ページをごらんいただきたいと思います。 第11款災害復旧費の支出済額は1,739万8,750円でございます。 第12款公債費の支出済額は27億5,570万3,808円でございまして、支出済額の構成割合は12.7%となっております。内訳といたしましては、元金償還額が19億3,758万6,423円、利子分が8億1,811万7,385円でございます。前年度と比較いたしますと、6億5,789万6,649円、率にいたしまして31.4%の増となっておりまして、これは特定資金公共事業債等の繰上償還によるものでございます。 歳出予算の総額は237億9,476万8,000円、対します支出済額は217億3,394万6,584円で、翌年度繰越額17億1,356万6,000円がございますので、差し引き不用額は3億4,725万5,416円となったところでございます。また、総予算額に対します執行率は91.3%となっております。 以上、各款別の支出済額、不用額及び予算額に対します執行率並びに支出済額の構成割合について御説明申し上げましたが、目的別に構成されております歳出を性質別に分析し構成割合を見てまいりますと、主なものといたしましては、人件費が39億3,866万3,000円で構成割合といたしまして18.1%、物件費が19億5,148万7,000円で9.0%、扶助費が17億5,114万9,000円で8.0%、普通建設事業費が80億3,752万円で37.0%、公債費が27億5,570万3,000円で12.7%ということでございます。 次に、10ページから11ページをごらんいただきたいと思います。 市税の関係でございますけれども、市民税の関係では調定額40億3,016万8,856円に対しまして収入済額39億1,993万1,869円でございます。個人の現年度分で申しますと、調定額31億9,770万1,276円に対しまして収入済額は31億5,491万4,470円で徴収率は98.66%ということでございます。また、滞納繰越分の徴収率でございますけれども、33.72%ということでございます。 次に、固定資産税の徴収率を申し上げますと、現年度分が98.07%、滞納繰越分が24.35%となっております。 次に、軽自動車税の徴収率でございますが、現年度分が97.66%、滞納繰越分が17.30%となっております。 結果といたしまして、市税全体の徴収率が前年度の97.27%に対しまして、平成5年度では96.54%と低下をいたしたところでございます。この理由といたしましては、冒頭申し上げましたとおりバブル経済崩壊等によりますところの不況下によりますもので、税収とともに徴収率におきましても景気低迷の影響を受けたものでございます。 次に、不納欠損につきましては、税全体で165万793円となっております。各税別の件数でございますけれども、市民税が14件、固定資産税及び都市計画税が39件、軽自動車税が24件で合計77件の不納欠損処分ということでございます。理由といたしましては、消滅時効、生活困窮及び行方不明などによりますものが主な内容でございます。 次に、154ページをごらんいただきたいと思います。 実質収支に関する調書でございますが、先ほど申し上げましたように歳入総額222億7,770万円に対しまして、歳出の総額は217億3,394万7,000円で、差し引き額は5億4,375万3,000円ということでございます。翌年度へ繰り越すべき財源が繰越明許費として2億5,820万9,000円でございまして、実質収支額は2億8,554万4,000円ということで、この額につきましては次年度に繰り越すということでございます。 以上で一般会計決算につきましての説明を終わらせていただきますが、付属書類といたしまして公有財産に関します総括表なり、また債権、基金の関係をそれぞれ一覧表で添付いたしておりますので、御参照を賜りたいと考えております。 続きまして、168ページをお開きいただきたいと思います。 議第87号平成5年度近江八幡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてでございます。 現在の国保の加入状況でございますけれども、平成4年度末での被保険者数が1万5,888人に対しまして、平成5年度末の被保険者数は1万5,995人となっております。差し引き107人の増で、率にいたしまして0.67%の増ということでございます。一方、年度末の総世帯数は2万169世帯でございまして、国保加入世帯数は7,139世帯ということでございます。全世帯に対します割合は35.40%となっておりまして、前年度の35.29%と比較いたしますと、加入世帯率におきましても0.11%とわずかな増にとどまっております。これは健保適用拡大に伴う若年層の加入減少と、一方その要素をあわせ持って高齢者や低所得者層の増加が進んでいるという状況下の結果によるものでございます。 それでは、決算についてでございますが、まず歳入歳出予算総額25億6,134万7,000円に対します歳入決算額は26億5,449万2,347円でございまして、執行率は103.64%、また歳出の決算額は25億1,913万5,690円でございまして、執行率は98.35%でございます。歳入歳出差し引き残額1億3,535万6,657円につきましては、次年度に繰り越すということでございます。 169ページから170ページをごらんいただきたいと思います。 歳入決算の関係でございますが、歳入決算額26億5,449万2,347円に対します保険税の占める割合は39.7%、また国庫支出金が占める割合が34.0%、療養給付費交付金が占める割合が13.5%、さらにまた繰入金が占める割合が3.6%、繰越金が占める割合が6.3%となっておりまして、以上の項目で財源の97.1%を占めている状況でございます。 次に、171ページから172ページをごらんいただきたいと思います。 歳出決算の関係でございますが、歳出決算額25億1,913万5,690円に対します総務費の占めます割合は4.2%でございます。また、保険給付費の占めます割合は70.9%となっておりまして、前年度の決算額と比較いたしますと、5,261万6,759円の増となっております。率で申しますと、3.0%の伸び率ということでございます。また、老人保健拠出金につきましては、17.7%、さらに基金積立金につきましては5.3%を占めておりまして、ただいま申し上げました4項目で決算額の98.1%を占めている状況でございます。 次に、173ページから174ページをごらんいただきたいと思います。 国民健康保険税の内容でございますが、調定額12億7,652万6,687円に対します収入済額は10億5,394万5,466円となっておりまして、前年度より1,072万4,381円の増ということでございます。一方、不納欠損額につきましては、273万7,150円で70件ということでございます。国庫補助金中、国民健康保険特別対策費補助金として1,596万9,000円が収納されておりますが、これは国民健康保険税の収納率向上特別対策事業にかかわる補助でございます。 次に、181ページから182ページをごらんいただきたいと思います。 歳出の関係でございますけれども、総務費の関係では総務管理費として7,646万6,661円の支出済額でございます。主に給料等人件費でございます。 次に、徴税費の2,958万5,571円につきましては、183ページから184ページをごらんいただきたいと思いますが、39.6%が納税奨励費にかかわる費用として支出されているところでございます。 次に、保険給付費についてでございます。支出済額は17億8,675万5,347円ということでございます。このうち一般被保険者の療養給付費は10億6,876万2,162円の支出でございまして、この請求件数は7万2,404件で、1件当たりの費用といたしましては1万4,761円となっております。また、退職被保険者等の療養給付費は4億8,948万4,495円で、請求件数は2万4,086件で、1件当たりの給付費は2万322円となっております。 次に、185ページから186ページをお開きいただきたいと思います。 老人保健拠出金をごらんいただきますと、4億4,692万9,349円の支出済額となっております。この内容につきましては、70歳以上の被保険者を対象といたしておりまして、1件当たり3万4,051円ということでございます。高齢者の国保制度に対しますいわゆる負担が大きいということの御理解がいただけるかと思うところでございます。 次に、191ページをごらんいただきたいと思います。 実質収支に関する調書でございます。さきに申し上げましたように、歳入総額26億5,449万2,000円に対しまして、歳出総額25億1,913万6,000円ということでございます。したがいまして、歳入歳出差し引き額は1億3,535万6,000円は次年度に繰り越すということでございます。 次に、193ページ、議案第88号の平成5年度と畜場特別会計歳入歳出決算の認定を求める議案でございます。 御承知をいただいておりますように、本と畜場におきましての解体動物数が年々減少いたしております。5年前の平成元年度におきます大動物の解体数は1万88頭でございました。これが、平成5年度では8,628頭と大きく減少をいたしております。また、小動物におきましても499頭から62頭と大幅な減少となっている状況でございます。 決算でございますが、歳入歳出予算額6,024万9,000円に対します歳入決算額は5,323万2,731円、一方歳出決算額は5,514万7,465円ということで、歳入歳出差し引き歳入不足額が191万4,734円生じたところでございます。 なお、前年度におきまして57万2,975円の繰上充用がございますので、単年度実質収支額は134万1,759円の赤字ということでございます。 194ページから195ページをごらんいただきたいと思います。 歳入決算の関係でございますが、主なものといたしましては、事業収入が2,744万8,385円で、歳入決算に占めます構成割合は51.6%となっておりまして、決算額の半数以上を占めております。 次に、県支出金でございますが、1,434万円で26.9%、繰入金が1,140万9,000円で21.4%となっております。 次に、196ページから197ページをごらんいただきたいと思います。 歳出決算の関係でございますが、総務費の支出済額が5,178万1,326円で総支出済額の93.9%を占めているところでございます。 200ページから201ページをお開きください。ただいまの総務費の中でも施設管理費が3,591万400円と、全体の65.1%を占めている状況でございます。 次に、204ページをごらんいただきたいと思います。 実質収支に関する調書でございますが、歳入総額5,323万3,000円に対します歳出の総額は5,514万7,000円、歳入歳出差し引き額が191万4,000円の赤字ということでございまして、次年度での繰上充用措置をいたすものでございます。 以上の決算結果から、今後さらに経営の健全化に努めるとともに、県を主体とした新経営体系による新と畜場の早期実現に向け一層の努力が必要かと考えられるところでございます。 次に、207ページをごらんいただきたいと思います。 議第89号の平成5年度住宅新築資金等貸付特別会計決算の認定を求めることについてでございますが、御承知いただいておりますように、この特別会計は同和地区の環境改善を図るため、当該地域にかかわります住宅の新築または改修もしくは住宅建築の用に供する土地の取得について必要な資金貸し付けを行うことで公共の福祉を増進する目的での特別会計でございます。予算の総額は1億4,333万4,000円、これに対します歳入決算額は1億4,875万6,961円で、歳出決算額は1億4,225万629円となっております。予算に対します歳出の執行率は99.2%ということでございます。歳入歳出差し引き残額650万6,332円につきましては、次年度に繰り越すということでございます。 次に、208ページから209ページをごらんいただきたいと思います。それぞれ歳入の内容が上げられているところですが、第6款諸収入、第1項貸付金元利収入が1億901万2,388円となっておりまして、歳入合計の73.3%とその大半を占めている状況でございます。 次に、210ページから211ページをごらんいただきたいと思います。歳出では、公債費が1億950万6,452円で構成割合が77.0%と大半を占め、貸付金は1,210万円で8.5%ということでございます。この貸付金の内訳につきましては217ページをごらんいただきたいと思います。 備考欄の内訳でございますが、新築資金の貸し付けが2件で670万円、宅地取得資金の貸し付けが繰越明許費分を含む2件で540万円となっておりまして、都合4件の貸し付けが行われたところでございます。 次に、220ページをごらんいただきたいと思います。 実質収支に関する調書でございます。歳入総額1億4,875万7,000円に対しまして、歳出総額1億4,225万1,000円となっておりまして、歳入歳出差し引き額650万6,000円は次年度に繰り越すということでございます。 続きまして、議第90号平成5年度近江八幡公共下水道事業特別会計決算の認定を求めることについてでございます。 決算の内容につきまして御説明申し上げます。222ページをお開きください。 予算額につきましては、歳入歳出ともに32億6,740万7,000円でございます。対します決算額は歳入総額28億9,412万2,447円、歳出総額28億6,076万4,238円で、差し引き残額3,335万8,209円は翌年度へ繰り越しております。 主な内容につきまして、順次御説明申し上げます。227ページをお開きください。 歳入について分担金及び負担金につきましては、公共下水道事業受益者負担金としまして2,224万3,660円、分担金としまして農業集落排水分担金113万9,600円を徴収いたしております。 使用料及び手数料につきましては、公共下水道使用料として1億2,214万3,611円、沖島下水道使用料として831万6,726円を徴収しております。 国庫補助金につきましては、下水道事業費補助金としまして11億6,036万1,000円で、そのうち繰越明許費分5,831万1,000円でございます。 県補助金につきましては、229ページをお開きください。下水道事業費補助金としまして、沖島下水道の処理費に対するものが38万円、同和地区水洗化促進補助金が28万円、農業集落排水事業費補助金が1,312万円でございます。 繰入金につきましては、一般会計から公共下水道事業に6億7,745万4,000円、農業集落排水事業に868万3,000円の補てんを受けたものでございます。前年度からの繰越金は1,364万302円で、そのうち繰越明許費分が587万5,000円となっております。 諸収入の主なものは、消費税還付金の1,740万8,799円で、歳出に含まれる消費税が歳入に含まれる消費税を上回ったため還付を受けたものでございます。 続きまして、231ページをお開きください。 市債の8億2,530万円につきましては、下水道事業に8億660万円、農業集落排水事業に1,870万円の起債を行ったものでございます。 次に、233ページをお開きください。 歳出について御説明申し上げます。 下水道事業費につきましては、一般管理費1億7,211万106円で、主なものは職員給与費として給料、職員手当等共済費の合計1億674万9,212円、負担金としまして県に支払います流域下水道維持管理負担金等の5,510万7,974円でございます。 管渠管理費の179万6,023円につきましては、水質調査や管渠等の施設の修繕を行ったものでございます。 管渠築造費16億3,829万3,887円の内容でございますが、235ページをお開きください。設計、測量、調査等の委託料が2億5,270万4,320円、工事請負費10億9,196万4,715円で、そのうち繰越明許費分9,040万円、県へ支払います流域下水道建設負担金等の負担金補助及び交付金が1億9,497万7,435円、各種補償補てん等が8,584万7,442円で、そのうち繰越明許費分が649万1,472円等でございます。 なお、翌年度繰越額、繰越明許費としまして需用費、委託料、工事請負費、補償補てん及び賠償金の計4億80万1,000円となっております。平成5年度の工事内容につきましては、国庫補助事業として緑町汚水幹線、虹の町工区でございますが、外16件、単独事業として島汚水幹線(生須工区)外21件、緊急下水道整備特定事業として土田汚水幹線(中村・鷹飼工区)外1件、合計にいたしまして41件、延長にして7.3キロメートルの管渠築造工事を行ったところであります。 また、翌年度繰越事業は国の経済対策によります第3次補正予算にかかわる下水道国庫補助事業が主なものでございます。沖島処理場管理費874万9,702円の主な内容といたしまして、浄化センターの運転管理業務委託等でございます。 次に、農業集落排水事業費の3,690万533円の主な内容につきましては、次の237ページをお開きください。 工事請負費3,355万7,400円、農業集落排水施設維持管理委託料78万2,800円等でございます。平成5年度は処理施設内整備等を行い、平成5年11月1日に供用を開始しました。 最後に、公債費10億291万3,987円につきましては、公共下水道事業、農業集落排水事業の建設費にかかわる起債の元利償還金でございます。下水道事業は、御案内のとおり独立採算制が原則でありますが、いまだ建設途上段階のさなかであり、事業量の増大に伴いこれからも一般会計からの繰入金が不可欠の要素となっており、今後は投資効果が上がるよう、なお一層下水道事業の推進を図ってまいりたいと考えております。 続きまして、241ページをごらんいただきたいと思います。 議第91号は平成5年度の老人保健事業特別会計決算の認定を求める議案でございます。予算額28億5,976万6,000円に対しまして、歳入の決算額は27億7,479万3,840円、歳出の決算額は27億6,119万174円ということでございます。予算に対します歳出の執行率は96.6%となっております。歳入歳出差し引き残額1,360万3,666円は翌年度に繰り越しでございます。 次に、242ページから243ページをごらんください。 歳入の関係でございますが、主なものといたしましては支払基金交付金が19億2,424万2,502円で全体の69.3%、また国庫支出金が5億6,299万916円で20.3%となっております。 次に、244ページから245ページをごらんください。2款医療諸費の支出済額が27億3,551万4,831円となっておりまして、99.1%と全体のほとんどを占めている状況でございます。 次に、250ページから251ページをごらんください。医療費の内容でございますが、入院が3,080件で12億6,040万9,620円、入院外が6万5,959件で12億4,815万3,993円となっております。そのほか歯科調剤費などの医療費が1万3,530件で2億1,905万4,547円ということでございまして、総件数は8万2,569件となっているところでございます。このことによりまして1人当たりの診療費でございますけれども、49万1,728円ということでございます。 次に、254ページの実質収支に関する調書でございますが、歳入総額27億7,479万4,000円に対します歳出総額は27億6,119万円ということでございまして、歳入歳出差し引き額1,360万4,000円につきましては、次年度に繰り越すことになっております。 次に、255ページをごらんください。 議第92号平成5年度近江八幡南部土地区画整理事業特別会計決算の認定を求めることについてでございます。 昭和58年6月の工事着工以来11年目を迎え、平成5年度末には面的整備率約96%、基本事業費に対しましては約79%の進捗率を見たところでございます。 それでは決算についてでございますが、予算額5億1,257万8,000円に対します歳入の決算額は5億1,382万2,909円ということでございます。また、歳出の決算額は5億1,099万2,078円で、予算に対します執行率は99.7%でございます。歳入歳出差し引き残額283万831円につきましては、次年度に繰り越しでございます。 次に、256ページから257ページをごらんいただきたいと思います。 歳入の内容でございますけれども、主なものといたしまして国庫支出金が全体の22.7%、繰入金が21.1%、諸収入が35.4%を占めている状況でございます。 次に、258ページから259ページをごらんいただきたいと思います。 歳出の関係でございますけれども、土地区画整理事業費が76.9%、公債費が23.1%となっております。 さらにまた、264ページから265ページをごらんいただきますと、土地区画整理事業の内容でございますが、主なものといたしましては、工事委託の1億5万2,700円及び工事請負費の1億4,485万3,020円が主な支出となっております。 268ページをごらんいただきたいと思います。 実質収支に関する調書でございますが、歳入総額5億1,382万3,000円に対します歳出総額は5億1,099万2,000円となっておりまして、歳入歳出差し引き額283万1,000円は実質収支額として次年度に繰り越しされるものでございます。 以上で一般会計及びほか6会計の決算にかかります説明を終わらせていただきます。お手元に配付いたしております平成5年度の各会計決算書の事項別明細書また主要施策の成果、さらに監査委員さんから提出されております決算審査意見書などを十分御参照いただきます中で御審議をいただきますようお願いいたしまして、それぞれ認定を賜りますようお願い申し上げ、説明を終わらせていただきます。 長時間ありがとうございました。 ○議長(小西昭六君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。 明6日から12日までは議案熟読のため休会とし、13日定刻に再開し、総括質疑及び一般質問を行います。 発言予定者は、発言通告書に発言内容を詳細かつ具体的に記入の上、8日午前中に事務局へ提出をお願いいたします。 本日はこれをもって散会といたします。 御苦労さまでございました。               午前11時15分 散会              ~~~~~~~~~~~ 会議規則第81条の規定により下記に署名する。  平成6年12月5日     近江八幡市議会議長          小 西 昭 六     署 名 議 員          矢 掛   弘     署 名 議 員          岡 田 吉 裕     署 名 議 員          小 磯 正 人...